2026年2月19日木曜日

フレイル

 

 某スウパの回廊を歩いていると、下のようなポスターが貼ってあった。見出しに曰く、『知ってまっか?フレイル?』

 「うんにゃ、知らん!」「なんぞいなぁ~」

 たちどまってそのポスターの意図するところを読む。あぁ、これ高齢者に対する注意喚起だ。この大見出しに書かれている「フレイル」とは、高齢者に対する心身の健康上に関する新しくできた術語であろう。いままでに全く聞いたことがなかったから、フレイルという術語、最近できて周知せしめるよう広告し始めたのだろう。

 よく読むとなるほど、来月に(はめでたく?)後期高齢者に仲間入りするワイが納得できることばかりである。最近のワイは、これといった重い病気ではないが、なんとなく体の力が入らない、歩くのに覚束なさが増してくる、体力もそうだがもっと深刻なのが何かをする気力が落ちてくる、ボォッとしている時間が多くなる、そういえば好きな食べ物だったものもそう食べたいと思わなくなり、食欲もかなり落ちてきている・・そんなことを思うと、このポスターに書いていある「フレイル」という言葉が、現実味を増してくる。

 カタカナ語の「フレイル」というのを見たときからこれは英語が語源だということがわかっていたが、そもそもの英語のfrailとは「もろい、はかない」ということである。それを高齢者社会で増えてきた、病気でもない、介護認定者でもない、その一歩手前の心身とも弱って来ている老人に対する術語として、フレイルがカタカナ語として定義されたのであろう。

 フレイルという語を周知するだけでなく、このポスターにはその予防策も書いてある。三本柱となっている。①栄養、②運動、③社会参加、なるほど、そりゃそうだ!

 じゃけんどなぁ~、ワイのような独居老人で偏屈、さらに75年間の厳しい風雪にさらされ歪みすぎてこんぐらがった性格になったジジイには、この三本柱を満足に実行するのは難しい。このポスターでは三本柱と言いながら、よく見るとその横に「口腔ケア」の大切さを訴えてもいる、と言うことは四本柱ともいえる、じゃがこれも、「もうすぐ死ぬんだから」と言う言い訳のもとに、歯科治療をズゥ~~と行ってこなくてボロボロの歯になったワイには痛い注意喚起である。

 ワイには「フレイル」ちゅう言葉より「ピンコロ」が一番いいが、そううまくいくか。


0 件のコメント: