先週日曜日から今日までのこの一週間の見ものは二つではなかろうか。一つはまだまだ続く「冬季オリムピック大会」の各選手の活躍をみること、そして今一つは日曜日にあった「総選挙」のこれまたまだまだ続くその後の「余韻」である。前者は単純に選手たちの競技、とりわけ白銀に舞うその美しさ、妙技、そしてうまくいったときあるいは失敗したときの各選手の表情、それらは見ものとして単純に面白い。後者の見所はちょっと複雑である。各個人によって支持する政党が違うため、今回の結果は、ある人にとっては気色の良いみものでも、別の人には絶望とは言わぬまでもおおいなる落胆となる。
しかし一歩引いて、これを結果が出たときの政党の党首・議員、その各サポーターの人々の表情やコメント、また訳知り顔で酢だのコンニャクだのとよくわからない理屈をつけて解説するコメンテーターや専門家、そして予想を(ほぼすべての人が外した)あとの言い訳、これらを面白い人間悲喜劇のドラマとしてみると、これほど面白い見ものはないだろう。日本の政治の動向は、私も含めた日本国民の生活、幸福に直接かわっているため、そんな見方をするのはおかしいということも頭では納得しているが、面白い見ものであることには、申し訳ないが変わらない。
古代ローマの時代からよく言われている言葉に『大衆はパンとサーカスを与えていれば満足する』がある。ローマ時代からあった民衆の人気を勝ち得て行う衆愚政治を揶揄するものとしてその言葉は現代にもよく引き合いに出される。
今回の見ものの二つであるオリムピックの方は、上記の言葉の方でいえば当然「サーカス」となる。大スペクタクルの見ものに熱中する大衆は、二千年たっても変わらないのだなぁ、と思う。(この場合のサーカスはその語源のように、円形競技場での格闘技の勝負である)このように勝敗がはっきりするもの、勝負の順位がはっきりする見ものには、人々は熱狂する。冬季オリムピックもその例である。今日も早朝、日本の戸塚優斗ハフパイプで美しく空中に舞い金メダルを獲得した。その美しい妙技に、ワイも心で拍手である。
国別のメダル獲得数は如何なあっとるんやろ、とネットで調べると今朝の時点での国別順位は次のとおりである。
おぉぉ!日本は9位、伝統も底力もある欧米に交じってこの成績はちょっと誇らしい。アジアではダントツである。これぇ~、金銀銅総数でいうとアメリカ合衆国と対の3位やから、ウィンタスポツの層が日本は厚くなり、チャレェンジャも増えたっちゅうこつか、まぁこれも嬉しいこっちゃ。まだオリムピックは続くからこの成績以上になることを期待している。これからも目が離せない。
さてサーカスとオリムピックの類似について述べたが、もう一つの見どころである政治(選挙)とパンについてはどうか。古代ローマの人々がパンを欲しがるというのは、言い換えると「最低限度の日々の生活が乗り切れる」ものを与えてほしいということである。現代ではそれほど最低限の要求はないが、政治が日々の生活を重視するのは昔も今も変わらない。その意味で民意が政治に反映する総選挙はもっとシビヤァに見るべきなのだろうが、スマホを各自持ち、SNSやヨウツベに人々のコミュニュケェションの重点が移動した今、ワイもそうだが開票速報のときから、こりゃ!またとない娯楽的な見ものだぞぉ!としてこの選挙がとらえられるようになった。
今回、ヨウツベの配信で知ったのだが、お笑い芸人の「山本期日前」さんの出る選挙関連番組番組が面白くて、毎日のように更新される彼の新しい配信を見ている。この人は選挙をエンタメ化するのに大いに影響与えたのではないか。ここ最近国政選挙が多いが、彼はもっと以前から、各選挙の面白い視点、意外な切り込み口から国政、地方選挙をとわず発信している。日本で最小の村の選挙のヨウツベ番組は面白かった。
青ヶ島村は日本最小(人口)で、孤島かつファンタジィの島ではないかと思うほど極めて特異な形をしています。
そして山本期日前さんの青島村選挙のヨウツベ動画が下です。
選挙を娯楽的な見もの化、エンタメ化にはもちろん問題があるが、これが若者の投票率をあげるのに大いに力があったようである。とりあえず投票率を上げることをまずはこのような風潮で行い、それと同時に真面目に選挙を考えるようにすればいいのではないかと、ワイは考えるがどうであろうか。




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