桃山日記
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2024年2月9日金曜日
小松島中田の桂林寺
昨日は
小松島の桂林寺
を見学してきた。以前、南小松島の駅で観光案内をしているボランティアガイドのおじいさんから、由緒あるお寺だからぜひ行ってみなさい、と勧められていたのを思い出し、行ってみた。
日乃峰山の山麓
にある。想像していたより小さいお寺だ。由緒としては、足利時代、阿波の守護をつとめていた
細川氏
の尊崇が篤かった寺である。そのため細川氏全盛の時代は
大寺院
で子院(支院)も10ヶ寺あった。しかし細川氏の勢力の衰えとともに寺域も縮小し、また禅宗から真言宗へ、本尊も釈迦如来より観世音菩薩に変わっている。足利義政より細川氏に賜った
「法華経八巻」
はこの寺に保存されており、県の重要文化財に指定されている。
本堂前には紅梅白梅の対の梅の木があり、開花した梅の花から良い香りがあたりに漂っていた。
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