2024年2月23日金曜日

2月23日ニュゥス雑感

 

 今日は天皇誕生日 
 現在世界には約二百の国があるが、君主国はその一割程度、18世紀の終わるまでごく一部(都市国家)をのぞいてほぼすべてが君主国であったが、近代世界史の展開として今まで残ったのはわずか30にも満たない君主国である。民主政治と君主制は合わないという人もいるが、これには私は疑問を呈する。イギリスを含めた北西ヨーロッパの国には君主国が多いが、どの国も世界のトップクラスの民主度であり、民生福祉の面でも世界をリードしている。君主制と民主制そして国民の幸福は共存できる。

 また私は文化・伝統を大事にする国柄であってほしいとおもうが、連綿と(世襲)によって続く王朝を持つ君主国は、君主制がその伝統・文化尊重の象徴的存在として、もっとも貴重な文化遺産となっている。

 「日本」という国号は遅くとも7世紀には成立していた。その時代からずっと天皇家は続いて今に至る、もちろん世界最古の王朝である。先にも言ったように君主制と民主制は仲良く共存できる。どちらの弥栄も望める。率直に今日は陛下の長寿と国の栄を祈りたい。

 株価がバブル以降最高値ってか!

 今はわずかな年金で余命をつないでいる哀れなジジイだ。株価などには関心がないし、またそれが浮かれ騒ぐようなことなのか、経済音痴の私にはわからない。この株価最高値というのは何を意味するのか。株価は景気と正比例するものだろうか?もしそうなら景気も非常にいいということになるが、そう単純なものではないだろう。新聞にはバブル期と違って今回は外国人投資家による影響が大きいと書いている。そのことはバブル期とくらべると景気への影響はマイナスとして働くのだろうか。

 ぶっちゃけた話、われわれ庶民の金回りがバブル期と似たものになっているのか、が最大の関心事である。よんべいつも行く銭湯でその話題がでたが、どの人も否定的であった。商売をしている人などは、あかん、悪すぎる(景気が)、と言っていた。銭湯で体を洗うように赤貧洗うがごときオイラの実感としたらワイの金回りはズンドコである。物価がおぶけるびゃぁ上がっとるのに年金は上がるどころか、もらい始めた60歳から比べると逆に下がっとぉがな、これは65歳から介護保険料・健康保険料を有無を言わさず天引きされとるせいだが、ともかく手取りがさがり、この物価高!わが財布は遠からず破綻するだろう。いったいどないすんねん  結論 〇株価は最高値だが庶民が実感する景気はイイとは言えない最貧層のワイらは経済的破綻のくらい底なしの穴に落ちそうである。

 山本陽子さんがなくなった 

 ワイの20代、30代の時に持ったイメージは「和服の似合う若妻」である。同じ姓の山本富士子さんと美人型タイプとしてはよく似ているとワイは思っている。山本富士子さん(92歳)は現在もお元気で時々マスコミにも姿を見せている、陽子さんもごく最近テレビでお見かけしたのに急性心不全ということで急死に近いご逝去だ(享年81)。歳が行ってからも映画「デンデラ」のうす汚たない老婆役や、テレビドラマでの悪役など、若い時のイメージにとらわれず芸域を広げ、今後の活躍も期待していたのに残念である。

 ワイが35歳になる時まで生きていた明治人のジイちゃん(祖父)はテレビで知ったのだろう、贔屓の女優の第一と第二は佐久間良子と山本陽子であった。二人とも和服の似合う(昭和の)美人であった。いま、ジイちゃんがよく言っていた山本陽子さんに対する顔判断を思い出す。「この人、美人じゃけんど、額が広い、こんな顔の美人は後家性(相手が早死にする)じゃ。」と。訃報に接し改めて彼女の記事(スポ紙)をみると、田宮二郎や沖田浩之とのロマンスがあったようである。田宮とは不倫状況下の恋愛、沖田とは21歳も年上でありながら熱愛から結婚かと噂されたが、両人ともなぜか自殺した。山本陽子はその後誰とも結婚はしなかった。そんな記事を見るとジイちゃんの顔判断も当たっていたんじゃないかと思ってしまう。また昭和が遠くなった。

 ご冥福をお祈りします。

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