2014年3月30日日曜日

お諏訪さんの狛犬がかわいい

お諏訪さんの狛犬さんが可愛いのは以前にもブログで紹介した。大鳥居のところにある大きな狛犬さんである。
 向かって右が

 左が

 つぶらな瞳がなんともかわいい。想像上の神獣であるがルーツはインドかペルシャの獅子・ライオンであるようだ。大きな牙もあるしふさふさした頭の周りの巻き毛は言われてみればライオンからのデフォルメである気もする。

 しかし元はライオンにしては全然怖くないどころかとってもかわいい。陸上の動物で最も獰猛で最強の生き物は虎かライオンであるといわれているが、昔の日本には虎もライオンもいない。日本最強の獣は、足柄山の金太郎が相撲を取った熊である。そのクマにしたところで世界標準から言えば小型のツキノワグマで人と取っ組み合いをして負けたというエピソードもあるくらい強くない。そんな優しい動物相の風土が日本なのだから、昔の日本人が想像して獅子を造形したところでそんなに怖い獅子が出来上がる筈はない。江戸時代の画家なんかは虎など見たことないから自宅にいる猫のトラをモデルに虎を描いたがそんなのは可愛く仕上がっても怖くなるはずがない。獅子であるライオンなどは完全に空想して描く以外ない。必然的にユーモラスな虎だの獅子だのができあがる。

 今日、石段の方からではなく桜を鑑賞するためお稲荷さんのある坂道の方から登ったが、その登り口に上の狛犬より小型の狛犬像がある。これがまた上の狛犬以上に可愛いことを発見した。

 狛犬の上体部分は別段普通の狛犬と変わりないが足元を見ると・・・・・・・・・


 うぅぅぅぅ~~ちんまい狛犬が足にモブレついているではないか、これは子か?親に甘えているのか?おんなじ顔していっちょまえに、親同様にらみをきかしている。またそれも可愛い。

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

 狛犬にもいろいろな顔があるんですね!
あまり可愛いと威厳がないのでよろしくないですが、子どもまで厳ついとちょっと怖いですが、基本は守護神みたいなので厳つい方がいいのかな。(^_^.)

yamasan さんのコメント...

この神社さん、なかなか他にもいい雰囲気を持っています。他に神馬もいます。風紀上よろしくないというので馬のような~という形容もあるくらい有名な陰茎が根元から取られています。かわいそうに。