2014年1月26日日曜日

猫の日があったら


 これは川島駅の猫である。3年ほど前に駅に住みついた哀れな野良猫をブログで紹介したのが初めであった。ノラな生き方で面倒見る人もいないし、とても長生きはすまいと思っていたが、見るたびに元気な様子で力強く生きている。この分だとこのノラ猫よりワイの方が先にくたばるだろう。

 ところでよく見るとまた腹が膨れている。子を孕んでいるのである。この駅でのこの猫の子育てがJRの職員によって中断されたのは(子猫はどっか持って行かれた)確か秋だった。また妊娠である。一年に二度ほど子を産むようだ。

 ご婦人が妊娠すると犬の多産、そして安産にあやかって犬の日(日には十二支が配置され、寅の日とか戌・イヌの日とかある)に岩田帯を腹に巻くそうであるが、これを見ると猫も犬以上に多産できっと安産であるから、もし猫の日ってあったらきっと妊婦は猫の日に岩田帯を巻くだろう。

 それはさておき、こんなにたくさんノラ猫が子を産むとやはりその子猫の末路は哀れなものとならざるを得ない。
 徳島の城山公園のメスの野良猫は公園緑地課かその外郭のNPOだか、知らないが避妊処置を施しているとのことである。そうなると親猫はともかく、たくさんのノラの子猫が誕生し、路頭に迷うのは防げるわけだ。
 動物愛護のためにはそれがいいのか、どうだろう?

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