リュート |
ギターの祖先はリュートといわれている。
右の図がリュートである。
ところで今晩、徳島の図書館のテラス(オープンスペース)で琵琶の演奏会があった。こじんまりした小演奏会で、本日あることなど知らなかったが、本を返しに行って、ベンベンという音に気づいて鑑賞した次第である。
日本の古楽器である。奈良時代に正倉院へ納められた琵琶も現代の琵琶もあまり形は変わっていない。
この琵琶、日本楽器の中では最も西洋的な形をしている。このリュートにそっくりである。
それもそのはず、ルーツはどちらも中東と考えられているからである。日本の琵琶ははるばるペルシャあたりから伝わったものであろう。またヨーロッパに伝わったリュートもこのあたりから伝播したものである。似ているはずである。
ギターと日本の琵琶は祖先図をたどると同じところに行きつくのである。
今晩6時から行われた琵琶演奏会の動画である。
2 件のコメント:
リュートと枇杷は兄弟だったんですね。リュートはわが尊敬するオランダのヤン・アッカーマン先生が良く引いていたので聞いていますが、ギターとそんなに音は変わらなかったと思います。しかし、枇杷は三味線みたいにばちで弾くんですね。びっくりしました!でも独特な雰囲気が出ていいと思いました(~o~)
今日の「清盛」で娘の徳子(のちの建礼門院)がベロンベロンと琵琶を弾いてました。十二単を着た美女が琵琶を抱っこして大きな撥で弾くのは美しいです。
徳島の小演奏会はちょっと薹がたちすぎてますますな。
コメントを投稿