2012年9月14日金曜日
鈍行列車の旅
今は長距離の鈍行列車の旅ができなくなっている。理由は
●長距離の鈍行列車が(周遊きっぷでただ乗りできる急行も含めて)なくなり、長距離は特急ばかりになったこと
●北海道、九州も含めすべての『周遊券』が廃止になったこと、
私が学生のころは学割『周遊券』の旅、全盛時代、で行きかえり北海道のような遠くであっても鈍行(普通列車と変わらぬ急行)を利用した。
長距離の鈍行だから、当然、よっぴて(一晩中)走らねば、目的地に着かない。昭和40年代までは深夜列車、長距離鈍行はたくさん走っていた。
ところが今や深夜の鈍行・急行などは絶滅してしまった。それどころか今は寝台特急も無くなっている。
しかしこの時代、長距離の旅行は鈍行深夜便が普通であった。
20代のころ乗ったのは、東京発美濃大垣行き深夜鈍行列車、北海道へ行くときに乗った深夜列車は『きたぐに』(大阪発青森行き、周遊券を持っていれば上乗せ料金はいらない)、
小学6年のとき、祖母と一緒に九州へ行ったとき乗った深夜列車は『月光』・・・・・・・・
どれもこれも旅情をかきたてる列車であった。
今、鈍行(各駅停車)の旅をしようと思ったら、昼しかできない(夜行列車がない!)、そして短・中距離列車しかないから長距離移動は乗継をしなければならない、それも何度も、乗継のアクセスがうまくいかず、駅でずいぶん待つこともある。
それでも列車に飛び乗り、一駅ごとに旅情を噛みしめる鈍行の旅はいいものである。
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2 件のコメント:
なーんだ、もう帰ってきたんですか。
東海道をどんどん東へ向かい鎌倉まで行ってから夜行列車で長崎まで行くのかと思っていたのですが、残念ですね。
長距離の鈍行列車は昔あったような気がしますが、今はもうないんですね。寝台特急もないんですか、周遊券もないとはどういうこと?乗る人がいなくなったというい事でしょうか?よく解りませんがなんかさみしい気がします。(-_-)
周遊券、夜行列車も廃止になって行く方法に苦慮しています。高速深夜バスは嫌ですし、歩きか、自転車にしようかと思っています。
弥次喜多や一遍さんは徒歩で東海道を行きましたものね。
いっそ旅行を巡礼に変え、今流行の(?)歩き遍路で四国八十八カ寺を歩きましょうかね。
しんさまが一人身だと誘うんですがね。
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