2012年7月25日水曜日
熱帯夜に思うこと
これだけ暑い夜で、寝苦しいと、徳島の自然はいいな、などといえなくなる。少なくとも盛夏の熱帯夜にはどこか別の涼しいところに移りたくなる。
もっとも今は文明の利器があってクーラーガンガンかけまくりであるが、やっぱり天然の涼の方がいいに決まっている。
涼しいところに行くには2つ方法がある。垂直的旅行と水平的旅行である。この場合、外国は除きあくまで国内の話しである。
距離的に近くていいのは、垂直的旅行の方である。100m高度があがると0,6度下がるから高地に移れば涼しい場所に行ける。四国山地のどこでもいいが700m以上の標高だとまず熱帯夜はない。
剣山あたりのヒュッテ、民宿に泊まれば、涼しいというより夜は寒いかもしれない。
次に水平的旅行である。海抜は0mでどこが涼しいかというと、日本の北の方である。
では、ここでクイズ!
「日本で8月の平均気温が一番低い平地はどこでしょう。」
日本の最北端の稚内?、いえいえ、違います。
日本で夏一番気温の低い平地は、道東の根室です。
一番暑い月(日本は8月)の平均気温は17,1度、これはロンドンと同じくらいの夏の気温です。徳島でいえば10月か5月のゴールデンウィークの気温です。
根室、いいなあ、今夜なんかどれだけ涼しい・・・いやいや、寒いかもしれないぞ。行きたいなぁ~
そういえば、大昔、いったぞ、このあいだの旅ノートをめくると、ありました、ありました。日付も今日とあまり変わらない7月23日となっています。
このノート以外写真もその他の記念も何もないので、例によって、ノートを抜き書きしておきます。
7月23日(火)晴れ 48km(292) 根室
寒い、早朝、昨日予想したように気温は一桁になったに違いない。7時過ぎの気温が11,2度だった。
午前10時、納沙布岬にいる。空は水平線に低い層雲(か霧か)があるだけでほとんど快晴。透明な日光が気持ちよい。気温も低く、シャツ、トレーナー、ジャンパーを着ているが陽を浴びていると気持ちよい。風も少しあるが快い。外国のVIPと自衛隊員がたくさんやってきている。
支庁で昼飯を食べ、一時前に車を移動する。その後、図書館へ行く。
とあるが、記憶にはほとんど残っていない。しかし、このノートを読むとこの時期この地方の、尋常でない夏の気温の低さがわかると思う。
下はネットから引っ張った納沙布岬の写真です。
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4 件のコメント:
なるほど涼しくするには移動すればいいんですね。ノマドソウルを忘れていました。やはり老後はキャンピングカーがいいですね。天然空調システムですがガソリン代がいる、固定資産税なしだけど自動車税はいるな〜、結局同じじゃん。
納沙布岬行ったかな〜、襟裳と知床は覚えているんですが、やっぱり行ってないな〜根室に行った記憶がないから多分ないです。ノートの記入はいつごろなんでしょうね?旅館のお風呂が340円とありますが、最近のようなおお昔のような、わからん(^-^)
いつもコメントありがとうございます。
私も最近読んでいなかった原文まで読んでくださってありがとうございます。
旅館の温泉の340円、おそらく旅館の内湯を使わせてもらっているので、少し割高だと思い記したのだろうと思います。
年代ですが、全国放浪の最終年頃、世の中は阪神大震災、オウム事件と大騒ぎしてたのにそんなのどこ吹く風!とうろうろしたから95年、44歳の歳でした。
しんさまはそのころどうしてました。
パスポートで調べたら、オランダから帰国したのが1995-7-19 でした。二人ともフラフラしてたんですね。(((^^;)
>>しんさま
今日はブログの代わりにしんさまにメールしました。
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