2026年10月26日月曜日

秋この頃、遊行じゃぁ~~

  古代インドでは人生を四期に分けているそうだ。若い順に「学生期」(がくしょうき)、「家住期」(かじゅうき)、「林住期」、「遊行期」である。第三期の林住期は、住するところ定まらず、家から離れて(林は象徴的な意味で)気ままに(よく言えば自由に)過ごす。そして最後の遊行期は文字通り遊行しながら終焉を迎える時期である。ただし遊行とはいってもフラフラさ迷い歩くとはちょっと違うようだ。

 後期高齢者に入った今のワイにこの四住期を当てはめると、林住期は通り越して遊行期になる。古来からいた聖(ひじり)のような深遠な遊行は(つまり哲学的、あるいは宗教的な意味で)できないが、先ほど言った一般的な遊行、ふらふら楽しみながら歩きまわる、ことは出来る。というか今のワイにはそれが最もふさわしい生き方のような気がする。

 厳しかった暑さもおさまり秋らしい気候となったこの頃、歩き、あるいは自転車でフラフラ遊行している。人少ない自然の中を行くのは気持ちよい。この歳になると山歩きはちょっとキツイので、寂しい海岸、寂寞とした野原、人より石仏の多い里などヒラ(平)地をさまよっている。

 10月16日

秋の野原で。一か月前は曼殊沙華の赤が目立った野原は今はセイタカアワダチソウの黄いろで彩られている。一本道の向こうに見えている林は、野原の神社にふさわしい?「野神社」、この道を自転車をこいでゆく


 10月19日

線路沿いの野原を行っていたとき、よい香りが漂ってきた。キンモクセイかなとおもったが、それよりももっと甘いかおりだ。鼻を頼りにさがすと、これは「ギンモクセイ」だ。この系統の香りはデオドラントや芳香剤、化粧品に使われる。よい香りといったがワイは好きではない。先日のブログで紹介した「ハマゴウの実」のにおいの方が好きだ。


 10月24日

土手沿いの三叉路にある高地蔵、なんでこんなに台座が高いか(それで高地蔵というが)、昔は頻繁に洪水が起こった、そのためこのように高くしている。


 今日

朝から雨、無人駅の小舎に猫がうずくまっている。近づいても逃げない、チョッ、チョッと呼ぶと、ネウネウと哀れげになく、ちょっといたましい風があふれている。雨の中、家はないのか、餌をくれる人はいるのか。


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