猿の石仏のあった天正寺のすぐ近くに「大教院」というお寺がある。真言宗醍醐派とある。このお寺の御本尊は「歓喜聖天」である。
この歓喜聖天さんはルーツがヒンドゥー教のガネーシャ神である。頭が象の形をしている。足元にはネズミがいるがこのネズミにガネーシャはまたがり、移動するといわれている。なんで小さなネズミに大きなガネーシャが乗れるのだろうと不思議だが乗るときにはきっとネズミは大きくなるのだろう。でもネズミがデカくなったらネズミではなくヌートリアやカピパラに見えてしまう。
日本の歓喜聖天さんは象の頭をした男女二体が抱き合っているお姿をしているといわれている。かなりエロチックな神様である。当然ながら秘仏が多い。
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