晩春から初夏にかけては豆が収穫される。ソラマメ、エンドウ、さやえんどう、など・・・子どもの頃、祖母と一緒に縁側でソラマメやエンドウのさやを向いて豆をとりだしたのを、その新鮮な豆の香りとともに思い出す。当然、その夜のおかずは豆料理であった。豆ごはん。ソラマメやグリンピースの煮つけ、卵とじ。
特に取れたてのソラマメやエンドウを入れて炊いた豆ごはんは美味しくて、子ども心にも季節感のあふれる味覚であった。
数日前、自家で取れたといってこんな豆をたくさんいただいた。ちょっと見、さやえんどうのようでもあり、エンドウのようでもあるが、正式な名前は『スナップエンドウ』という。
さやえんどうよりずっと大きくてサヤも大きい。しかし大きくてもこの豆はサヤごと食べられる。茹でるとすぐ柔らかくなり、丸ごと食べると、エンドウとさやえんどう両方の風味が楽しめる。
子どもの頃、祖母に作ってもらった豆の中にはこんなのなかったがなぁ、と思うのも当たり前、平成の御代になって栽培が広まった新品種なのだ。(アメリカ渡来という)
一人暮らしには有り余るほどの量なので二回に分けて料理することにした。この豆はサヤごとさべられるが、サヤの両側にある筋は取っておく。新聞紙を広げ、筋をとると、子どもの頃祖母と一緒にさやえんどうの筋取りをしたことを思い出し懐かしかった。
一昨日は、これと厚揚げの卵とじ、(豆は一緒に煮ると煮すぎるので後から入れる)
そして今日はジャガイモとベーコンと豆の炒め物をした。(ジャガイモは事前に茹でておく)
ソラマメで豆ごはんも作りたいが、おいしく炊ける最少量でも独り暮らしには多すぎるので、作れないでいる。
2 件のコメント:
やまさんもスナップエンドウたべたんですか、私も妻が宮崎から持って帰ってきたので食べました。妻の実家は農家なので、今旬なのか沢山実っているそうです。かえって料理すると野菜の中では一番おいしかったです。この鞘の食感と風味が最高ですね。(^o^)/
宮崎の農家ですか、ここらあたりは大規模農家が多いんじゃないですか、家禽、家畜類も飼育が多いようですね。マンゴもできるし・・・いざというとき夫婦ともども疎開にいいですね。関係ないですが、私、宮崎の都井岬で野生の馬に顔全体を舐められ、馬の唾で顔中緑になりました。人なつっこい馬と言おうかなんといおうか・・・( ゚д゚)
食材で一番いいのは旬を使うことです。味も食感も一番いい時期だし、出回るので値段も安くなります。
野菜に限らず果物でも最近のイチゴはハウス物が中心で寒い時期から出回ってますが、旬は今頃、イチゴはこの時期が一番おいしいです。旬(つまり露地モノ)は果物も最高。熱帯性の果物を除いて、果物も旬を楽しみましょう。
♪⌒ヽ(*゜O゜)ノ 味サイコ~
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