日本は四季がはっきりしているといわれるが、春から夏にかけての季節の区分はそう単純ではない。五月下旬の今日のような快晴の日は、真夏に劣らず日差しはキツイ。しかし湿度は低く、最高気温も30度まではいかない。日陰でそよ風にでも吹かれているとすこぶる気持ちよい。
春でもなくかといって蒸し暑く不快指数上がりまくりの夏でもないこの頃は初夏という名前がぴったりだ。そして初夏はそのまま夏につながるのではなく、『チンポのつゆの先走り』でなかった!『つゆ(梅雨)の先走り』と呼ばれるぐずついた期間がしばしば続き、やがて一か月以上にわたる『梅雨』となる。
春⇒初夏⇒梅雨⇒夏
というのが日本の季節の推移である。
そうそう、上の動画の花についてもう少し補足しておきましょう。日本人はこの形を見て時計の文字盤と真ん中のオシベを長針短針をイメージし、「トケイソウ」と名づけましたが、西洋ではこれをパッションフラワーと言います。パッションは「情熱、熱情」という意味ではなく、もう一つの意味の「受難(キリストの)」です。真ん中の濃い色のオシベの形が、キリストが刑場に行くとき、背負い、その上で処刑された十字架の形に似ているところから、十字架上の『受難』・パッションと名づけたといわれます。
宗教上の迫害・受刑を『受難』と言いますが、この花にそんなイメージを見るより、トケイソウと見る方が花らしくていいような気がするのですが。
2 件のコメント:
桑のみっておいしんですか、今度見つけたら食ってみます。パッションフラワーは時計というより羅針盤みたいですね。
プロフィール画像気に入って頂いたみたいでうれしいです。パッションフルーツ食べてたらこうなるのかな?(^.^)
今の若い人にとってはめずらしいトロピカルフルーツよりもっと希少で、食べたことはないと思います。果物のベリー類に含まれますが販売もしていませんから、桑の木を見つけて食べる以外ないですね。
私らが子どものときはもいで食べました。懐かしい味です。童謡『赤とんぼ』を歌えば最初に桑の実というのが出て来ます。しんちゃんもうたって記憶はあるでしょう。
食べると口中が物凄い色になります。ブルベリよりもっとアントシアンが含まれてますね。
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