2013年3月27日水曜日
老化の宣告
ブロ友に先日『やまさんは押しも押されもせぬ立派な爺さんですよ』とコメントで言われていた。普段から『ワイは爺さんじゃ』と自分で自虐的に言っていたので、ご愛嬌のあるコメントと受け入れていた。爺と自覚していると思っている一方、それを洒落で笑い飛ばす余裕もあった。爺さんになろうが心身さえ健康なら老化など何するものぞ、とひそかに思う気持ちがある。
しかし、昨日、冷厳で客観的な老化の宣告があった。3年前からパソコンをやりだしてから中年以降あまり進まなかった近視の度数が上がってきていた。最近は遠くも近くも見えづらくなっていた。そこで目の矯正方法や眼鏡買い替えの適切なアドバイスを受けるため眼科を受診した。
アドバイスと眼鏡の処方のみと思っていたが、『強度近視なので眼底検査と水晶体の検査もしましょうね」と若い女医さんから言われ、アトロピン点眼を受けたのち検査をした。結果は
「見えづらくなっているのは、水晶体の白濁傾向、すなわち白内障が進んできているからでしょうね。」
近視の度が上がっただけと思っていた私は動揺!
「えええ!白内障って、それ、手術しなければいけないんでしょうか?私の目の進行は早いんでしょうか?」
それに関して私は次々質問を浴びせインフォームドしてもらう。かなり丁寧に説明してくれたが、急に言われたので、はっきり言って動揺がありよく飲み込めない。しかし、要点はわかった。
○眼鏡の矯正で視力が出るなら、医師からは現在のところ積極的には手術などは勧めない。
○将来は手術が必要になるかもしれない。進行の度合いによって個人差がある。
つまり、そんなに喫緊の対処が必要な白内障ではない。(眼底検査では他の異常はなかった)
「先生、原因は何でしょうか?進行を止める予防法はあるんでしょうか?」
先生はきっぱりと宣告。
「老化です!」
この日、これを聞いた後、なんだか気力が萎えてしまって何をする気も起こらなくなった。家へ帰っても、アトロピン点眼で瞳孔が極大に開いたため薬が切れる6時間くらいはまぶしくて物がよく見えない。
仕方なく家でごろ寝をしながらぼんやりしていたが、気晴らしに昼間からハイボールをちびちび飲んでいるといつの間にか眠ってしまった。
目覚めても落ち込んだまま、回復に一週間くらいはかかるだろうなぁ~トホホホホ。
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4 件のコメント:
老化は皆 平等です。
いえいえ、人によってその進度に大きな違いがありますよ。特に病気に結び付く老化がほとんど見られない高齢者もいますから、平等とは言えないでしょう。
生まれつきのDNAと生活習慣でしょうね。
白内障くらいで一週間も落ち込むんですか、先が思いやられますね(^.^)私なんかは7年ほどまえにとっくに手術済です。原因はスポーツ障害かアレルギーみたいですが、老化もあるかもしれません。片眼だけなので、たぶんスポーツ障害だと思います。会社のソフトボール大会でキャチャーをしていたらまともに左目にボールを食らって目が真っ赤になり何も見えなくなりました。その後血は引きましたが、違和感はずっとありましたのでそのせいかもしれません。白内障もメリットがあり、全てがソフトフォーカスか白いフィルターがかかったような映像になり女性がきれいに見えます。でも、自動車運転に若干障害が出そうな気配がしてきましたので、思い切って手術しました。その後経過はいいですよ。5万円位しましたが、任意保険で返ってきたので経済的にはなんら問題はなかったですし、手術も10分くらいで終わるので楽ですよ。(^o^)/
みんな病気とか怪我とかそれぞれあるんですね。しんさまも例外じゃなかったんですね。おみそれしました。
大げさにいう自分自身がちょっと恥ずかしくなりますね。労病死苦を引き受けて人生の終点までみんな向かうんだけど、これから通るであろうその道はいやですね。できれば避けたいです。一足飛びに死にたいですが、そうもゆかんでしょうね。
孤高のやま爺さんとカッコよく悟り、病気や苦難も受け入れたいですが、思うことと実行はちゃいますね。
去年暮れの指ポキリのときは病院から茶飲み友達に即電話して死にそうな声で
「今すぐ、きてくれ、一生のお願い、死にそうだ!」
で仕事中なのに緊急呼び出し、無理に病院まで来てもらいました。
ま、いざとなればワイの覚悟なんてこんなもんですわ、
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