2012年10月7日日曜日
病にかかったとき見る夢
朝、病気の発作という大きなハンマーで殴られたため、今日は一日、ほとんど布団の上で過ごしました。本もDVD映画も見る気が起らず、ぼんやりしながら鬱々とすごしておりました。
一応の病気の苦しみが去った後は。何か楽しいことでも考えればいいと思い、あれこれ楽しそうなことを思いましたが、楽しむにあたっても基礎の基礎は『自我の基となる肉体の健康』、それが損なわれては楽しみもあったものではない・・・結局それに帰ってきて、また病のことをおもいだし気分は下降。
それじゃあ今度は過去の楽しかったことを思いましたが、長崎のことよりも浮かんでくるのは一昨日の別府・竹瓦温泉。
使い切れぬ湯量では世界の3本指に入るくらいの温泉地、ボイラも燃料もいらずたっぷりの95度の湯がいたるところに湧いてあふれんばかり。
だから市内いたるところに公営の浴場がある。この風情ある竹瓦温泉もそう。公営で自然湧水の熱湯を利用できるため、この温泉も含め入湯料は100円の安さだ。
そして昔は熱海と並ぶ大歓楽地だったが今はさびれている。老人、猫が多い。
「ワイの病気がちの残された人生を送るのにいいかもしれない。つつましやかに生きていけそうな町かも知れない」
「100円をポトンと入湯金箱に入れて、日替わりでのんびり公営浴場めぐりもいいかもしれない。」
「別府富士といわれる鶴見岳を見ながら砂浜や公園で古典を読むのもいいかもしれない」
などなど、夢をみる。
これは私が撮った動画です。
こちらは内部の様子(この写真は別府市パンフレットから)、白壁で高い位置の縦長の窓、まるで昔の講堂のような浴場です。若い人は不潔な感じがして嫌う人がいますが、湯垢や成分の鉄がこびりついたもので汚れではありません。これも歴史の長さを感じさせるものです。
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6 件のコメント:
このような味のある温泉に入ってみたいですね。
最近の設備の整ったきれいな温泉はいかんですね!風情も味もあったもんじゃない。家に温泉があったらいいな~もしかして1000mくらい掘れば出るかもですね。(^o^)/
入浴料が100円は安いですね。
徳島にもそんな温泉があればいいのですが残念ながらありません。
元町湯で我慢しましょう。
100円は安いですね。汚そうに見えますが、実際は鉄分なんですね。
昔 伊香保に行ったときも家に温泉を引いていて羨ましく思いました。
温泉地の所に住める人は羨ましいです。
身も心も癒されそうです。
>>しんさま
本当の温泉(沸かす必要がないむしろ熱すぎる湧水)が多量に流れ出しているところがここ別府です。四国の人間にはうらやましいですね。
ちなみに我が徳島はすべて冷泉でこれは私に言わせると温泉じゃないですね。
また別府は前世期の遺物的な歓楽が残っています。
「温泉コンニャク芸者」
「温泉ヌード小屋」
「桃色バーの呼び込み兄ちゃん」
「やたらと多い赤ちょうちんの店」
もしかしたらやり手婆もいるかもしれません。
>>MOTOさん
蔵本湯も徳島では歴史があるので驚きました。蔵本駅前の蔵本町歴史散歩の看板にこの元町湯の創業以来の沿革が簡単に説明されてましたよ。
>>てるさん
町内にこんな温泉場があって100円だと毎日行きますね。
長崎も雲仙・島原にいい温泉があります。これから寒くなるので温泉が恋しい季節です。
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