曼珠沙華は変わった花である。ある日、何もないところ(茎も葉っぱも何もない)から急にまっすぐな茎が伸びて花をつける。葉がないのでこれをうんと縮小すれば青かびの類の「赤カビ」(そんなのがあるかどうか知らないが)のようだ。
ともかく葉っぱがなく青く長いストローのような先に派手な真っ赤な花のみがあるので何か人工的で、不気味な感じがする。
葬式花として嫌われるのも頷ける。
しかし、枯れ始めるこの頃観察すると・・・
下は花はしぼみ枯れ、茎も倒れている曼珠沙華
根元をよく見ると、茎と派手な花が枯れ始めると、小さな葉っぱが出てきている。これからは花も茎もないこのような葉っぱのみが成長し、秋から冬にかけてこの植物は過ごすことになる。
2 件のコメント:
曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」は、サンスクリット語で天界に咲く花という意味だったんですね。我が家の庭にも一株咲いていました。冬に葉をつけ球根が成長するのですか、変わった花ですね。夏は地中でじっと耐えるんですよね。わかるような気もします。(^_^.)
よく調べていますね。
このマンジュシャゲ、有毒植物の一種なんだけど、この球根おいしいらしいですよ。河豚と一緒で危ないものは美味なんでしょうなぁ、
それで、この球根を流水で充分晒して食べられるようにしたそうです。
ゆり根よりずっとおいしいとか。
戦争中の食糧難のときに食べたそうです。
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