小ンまい時から一年に二回ある彼岸の中日っつあん(秋分春分)には、ほぼ毎回阿讃山脈の麓にある切幡寺へ祖父母と一緒にお参りしたものだった。祖父母も無くなってからは中日っつあんの日の切幡寺へのお参りも途絶えがちになっている。昨日は秋の彼岸の中日っつあんである。前日から自転車を漕いで寺参りしようと思っていた。距離にしたら片道10kmだが、吉野川を渡り、扇状地地形になっている登り坂を自転車で行くため、老耄が進んだ自分にはちょっときつい。
昨日十時過ぎに家を出ようとしたら、外は小雨がパラついている。前日までは全般に曇りの予報だったから往復20kmを自転車で行こうと思っていたが、雨が降るなら、合羽を着てまで行くのはおっくうである。思わぬ事故にもあいやすい。それで切幡寺へ行くのはやめにして、バスで門前まで行ける立江寺へお参りすることにした。
立江寺山門と境内
数日前まで見かけなかった曼珠沙華の花が野原、線路脇、路傍に咲いていて、秋の風景に真っ赤な彩りを添えている。
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