昨日は徳島バス・市バスが県内全域無料の日なので利用させてもらった。鳴門駅までバスで向かい、駅前の「足湯」に浸かり、旧撫養街道を少しばかり歩いた。
駅前にある足湯の建物
浮いているのはユズかな、とおもったがミカンの皮だった。
その足湯の名前は「ふろいで~」、「風呂いで~」と鳴門市風物詩、年末に行われるベートーベンの第九合唱の冒頭のドイツ語の繰り返しフレーズ、「フロイデ~♪」を掛けている。そういえば今日11月26日は「いい風呂」(語呂合わせだが)の日だわ。
そのあと撫養街道を少し歩いて、江戸時代の遍路のための駅路寺(遍路を泊めたり、また通行手形などの便宜を図るため阿波藩が藩内に何ヶ所か設置したもの)長谷寺をお参りする。江戸時代、海路より我が藩に入る場合、徳島の津田や新町川からの上陸と、鳴門撫養からの上陸があった。徳島の方は大滝山の「持明院」が遍路の便宜を図り、鳴門撫養の方はこの「長谷寺」がその役を引き受けたのだろう。あと県南にもその駅路寺はある。
昨日も日の入りが早かった。一年で一番早いのが今頃かな、と正確な日時時刻を調べるため徳島気象台の広報でみると、11月26日の日の入りは午後4時54分、それが数日続くがこれが最も早い時刻ではなく11月30日からはさらに一分早くなり午後4時53分、これが徳島ではもっとも日の入りが早い時刻となる。この午後4時53分は12月10日までしばらく続き、12月11日になってまた54分に戻り、それからは日の入りは少しずつ遅くなっていく。ちなみに冬至の12月22日は午後4時58分である、冬至は最速の日没日ではないのである。気象台の発表は分単位であるので最速時刻日の秒単位までは分からないが最も日の入りの早い日をあげるとすれば12月4日か5日だろうか(10日間つづく日没時刻午後4時53分のちょうど真ん中の日だから)
暗くなるのが早いこのごろあちらこちらでイルミネーションが見られる。下は鴨島駅前のイルミネーション