真夏でも遍路姿で札所参りをしている人をよく見かけた。すべての人が歩いてい参拝しているとは限らないが、それでもこの暑い中、大変だろうと思う。若い人ばかりか、というと、そう言うこともなく私に近い年配の人もいる。ちょっと驚くのは本来、日本の厳しい夏に弱い白人のお遍路さんを頻繁にみたことである。みんながんばるなぁ。
ところで私である。真夏の歩き遍路はキツイし、最近の老化や体力を考えると、区切り遍路であっても途中で体調を崩し倒れてしまうおそれがあるので、少し涼しくなってから、とおもい真夏の「歩き」は控えていた。直近の歩き遍路は、まだ梅雨の開けていない7月8日、福井駅から旧日和佐街道、および遍路古道を通り、お水大師参拝の後、由岐まで約二十数キロ歩いたことだった。この時も、かなり蒸し暑く、吹き出る汗の処理と水分補給に難儀したが、それでも梅雨が明けてからの猛暑よりはよほどましで、なんとか歩けた。(もっとも終わりのほうで足がけいれんを起こし激痛に見舞われ困ったが)
そして今や九月中旬、昼はまだまだかなりの暑さだが朝夕はかなり涼しくなった。猛暑でやめていた歩き遍路(区切り打ち)をボチボチ再開しようかなと思っている。目標は日和佐・薬王寺から高知室戸・最御崎寺であるが前も説明したようにこの間は約80kmある。そのためすぐにそこに向かうのではなく、日帰りの歩き遍路で体を「巡礼歩き」ができるような体をならそうと思っている。
一応、考えている慣らしの日帰り歩き遍路は次のとおり。
① 17番井戸寺から18番恩山寺、約20kmあるが、道は平たんで市街地、人家の多いところを通る。
② 十か所参り、すなわち1番霊山寺から10番切幡寺まで、これも20km以上ある。1~10番までの区切り打ちは江戸期から大勢の人が遍路をした。
③ 23番薬王寺から鯖大師を参拝し、余裕があれば海部まで歩く、鯖瀬まで約20km、できるだけ海岸に近い古道を通る。
1 件のコメント:
詳細にプランを考えてますね。楽しみですね。
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