今日10月6日の我が地方のローカル紙を読んだとりとめもない感想をブログにしました。ローカル紙とは言えわが県のそれは、各都道府県別の各新聞(全国紙も含め)市場占有率では、なんと全国で三番目の高さを誇っていて68%もある。わが県より高いのはわずかに福井と鳥取のローカル紙のみである。他紙と読み比べて、劣ることはないだろうがそう魅力あふれる新聞でもない。しかしこの占有の高さである。
まぁ、なんしにほないになるか、推測することはできる。わが県を含めて上位三県はいずれも人口の少ない少子高齢の県である。高齢者は紙媒体でニュースを知ろうとする人が多い。朝、バサバサと、広げれば半畳ほどの広さにもなる新聞を広げ、首っ引きで、しばらく新聞に没頭する。高齢者のルーティンになっている。そしてそれがないとなんか、落ち着かない。そういうじいちゃんばぁちゃんは多い。また高齢者ほど、地方の細かいニュースを知りたがる。ローカルニュースのきめ細かさは、全国紙の、たとえ地方ローカルコーナがあったとしても、太刀打ちできるものではない(どこそこの、何べえはんが死んだじゃの、あそこの息子、娘が結婚したなんぞも我がローカル紙は載っている)。そんなところから市場占有率も高くなるのだろう。
第一面
どこの新聞であっても、一面は政治面である。で、トプニュスは、はやくも衆議院選挙の立候補予定者が、「熱く」活動開始、である。先ほども述べたようにわが県は小人口県である、以前は三つあった選挙区も、二つになった。出る人もだいたいわかっている。やはりその人らが選挙対策会議を開いたり、後援会のあいさつ回りで、選挙運動を立ち上げたことが記事になっている。
この記事を見て納得したことがある。昨日、駅を降りると、いつも静かな駅前だが多くの人がウロチョロしている。おおむね二種類の人々がいる。一つは運動員みたいな感じの人々、もう一つはミィハァ的な人々。今日の新聞を見て、その二つの人々が何かわかった。一つのグループは、駅裏のホテルで行われた衆議院選挙の立候補予定者の事務所開きの会合に出た人々、もう一つの人々らは、これも今日のローカル紙の文化面に載っていたのだが、なんと我が貧ちょ小まい町の駅前で「映画のロケ」(地方発と言われる映画)が行われたのだ。そりゃ退屈な田舎だもの、近くのミィちゃんやハーちゃん、キクちゃんまでかけつけるわな。
今日は日っちょだからか、一面の左半分に大きく「政治コラム」が載っている。著者は確か東大の(元?)センセ。とはいえ、なんぼぅワイのような田舎の爺ちゃんでも、肩書だけで畏れかしこまる時代ではない。記事内容次第だ。で、読んでみる。「やっぱりな、細部にわたるまで予測できるコラムだ」。ここでちょっと、もしかして?という疑問がわいてくる。しかし、著者の名誉にかけてそんなことはないだろうと思いなおす。
いったいどんなことか、ワイでもこのコラムの数行読んだだけで、あとに続く「小論文」(コラムだが体裁はそうだ)の筋から結論まで見通せるのである。政治的な立ち位置としたら「中道左派ないし左派」であろう。その立ち位置をベースに、もし「生成AI」に、このコラムのたった数行と、いくつかのキーワードを含んだ「プロンプト」(生成AIに対する具体的指示)を入力すると、これくらいは、いや、はっきり言うが、これ以上のコラムを書いてくれそうである。
何回かブログでゆぅたと思うが、最近ワイは、「生成AI」とは、いったいどんなもんなんじゃろ、ちゅうおベンキョをしている。大して進んではいないが、それでもAIは、人が到底太刀打ちできないほどの膨大なデェタベェス(情報)をもとに自ら学習し、例えばある主題の論文ならば、幾何級数的速度で自己改善していくことがわかった。プロンプトの指示で素晴らしくよくできた論文の例をいくつも見た。まさかホンなことはあるまいと思うが、ふと、これ生成AIが作った、あるいは関与しているんじゃないかと思った次第である。昔は、売れっ子教授が、新聞出版社から、手に余るくらいの原稿を頼まれ、どうしようもなく、小論文、あるいは、コラム、のような短い文章を、自分の教え子の大学院生に書かせ、あとで目を通し、少し手直しして、渡すということがあった。今だと、これは生成AIの仕事になるだろう。まぁ何度もいうが、ホンなことはあるまいが。
このコラムに、少なくとも出だし、あるいは結論部分でもよい、わが郷土県のローカルな話題、言葉が入っていたら、このような印象は持たないだろうと思う。あまりにも普遍的、一般的過ぎて(まぁそれが小論文の本旨なのだろうが)、生成AIが作りそうな、それも安モンのAI、に見えるのである。筆者が生成AIを使うのは「なんちゃカンマン」のであるが、ローカル紙らしい特色、その筆者の個性があらわれる表現を、その生成AIの文章をもとに添削、加筆、なんぞすればエエと思う。
スポゥツ
ヒィィェェェェ~、野球ボゥル一個が、なんと2億7千万!大谷の、いやゆる「50-50」の記念ホムランボゥルである。キャッチした観客がオークションに出してのこの値段である。ただし、まだオクションは続いていて、もっと値上がりする可能性がある。今現在でもこの値段は、アメリカ史上(野球記念ボゥル)二位というから、もしかして最終的に最高額となるやもしれん。キャッチした観客、どこのだれやら知らんが羨ましい限りである。たまたまボゥル一個とって、数億ゲットって、いや~すごい
年末ジャンボ宝くじ買って数億もらえる確率より、この球場でグロゥブもって手ぇ広げとる方が数億円を当てる確率が高いんとちゃぁうかな。それはともかく、御本尊の大谷はんのものすごさがあらためてわかりましたわ。
あ、このじいやん知っとる
二人のじいやんの写真付き記事が載ってた。一人は「あれ、この顔、図書館の新聞コーナーで、日がな一日おるじいやんに似とるな」と思い、みると、それは芸能面である。まさかな、文章を見ると「いや、ソラ似やったわ」、記事は俳優の「江藤潤」さんの随筆である。私より一つ下だが、これに使われた写真はえらいしょぼついて老けたようすである。ネットで探すと、最近の写真でも、もっとかっこいいジイサン顔したのがあるのに、こんなん使わんでもな、と思う。
江藤潤さん二十代の時、当然私も二十代だが、屈折した、反抗的な青年の役がぴったりはまって、そのキャラに、自分を重ね、ちょっとあこがれたものである。新聞の写真は笑顔ではあるが、昔のイメージを壊しそうな姿である。まぁ、ワイの顔を鏡に映してみれば、もっとクチャクチャのグズグズのじいやんになっとるから人のこたぁ言えんわな。
もう一人のじいやんは、文化面に載ってた。もと写真家だが引退後も写真分野で活躍、その一環の活動が大きく取り上げられ写真付きで載っていた。こちらはワイの知っとる人で間違いない、住所もフルネームも一致する。顔も昔の面影が百分の一びゃぁは残っとる。60年ほど前の中学校の同級生である。この時は、色白の、ええとこのボンボンのようなおっとりした、上品な顔しとった。やっぱりみんなじいやんになるんやな。
涙と笑い、後悔の三面記事
なになに、「某町の町役場の課長はんが、女子トイレ侵入か(←か、が気になる、なんか濡れ衣、あるいはよほどの事情が隠されているのか気になる)」、え、一瞬、間違いあるいは本人の思い違い、あるいはボォゥ~として思わず女子トイレに入ったんちゃあぁうか、と思った。もう45年も昔になるが、欧州をツァァ旅行したことがある。確かフランクフルト空港だったと思う、そこの男子トイレに入ろうとして間違ごぉて女子トイレに入ったことがあった。それで出てきたドイツのばぁさんにドイツ語で怒鳴られた。ちょっと言い訳を言うと、日本の男女トイレは男性女性のピクトグラムの絵が表示してあるが、それに男性は黒か青、女性は赤の色がついている。とても分かりやすい。ところがドイツのそれはピクトグラムはよく似たものであるが、男性型も女性型もいずれも黒なのである。わかりにくい。それでもともとうっかりモノのワイが間違ったのである。
しかしこんなにデカデカと大新聞(?)に載るんやから、それはないだろうと読むと、一度ならず再度である。たぶん何度か目撃されたのであろう。以後、防犯カメラを設置して侵入を複数回確認したそうである、から思い違いや間違いではない。記事によると逮捕されたわけではないが、防犯カメラの証拠があるので町が警察に被害届を出し、警察は捜査、町は「聞き取り調査」をしたそうである。当人は認め「ご迷惑をかけて申し訳ない」と言ってるそうである。動機については語っていないと載っている。
あまりにも恥ずかしいことなので動機は語れないのか。まぁ普通に推測すれば、なにか性的な欲求に抗することができず、それを満足させる意図で侵入したと考えるのが妥当ではある。犯罪度の高い順から(つまり許せない度合いが高い)いえば、1⃣ 隠しカメラで撮影してこまそ、2⃣ 覗いてこまそ、そして3⃣ ウンコやションベンの香りないしその排出音(バリバリとかブスブスとか)に性的興奮を感じるため。
ありえぬことかもしれないが、無罪になる「ある事情」も存在する。つまり、最近はやっとる、ほれ、例の、なんちゅうたかぃな確か「性同一性障害」!肉体は男にでけとるけんど、心は女性よ、っちゅのである。だから「ウチ、男性トイレの方が違和感がある、自分は女性なんよ、チ〇ポちゅう余計なもんはあるけんど、女性やから女性トイレ使わせてもらうけんなぁ」、と、これ、以前裁判で認められへなんだで?
事情聴取に対し、弁護士同伴で、課長はん、茶髪の長いカツラつけて、キラキラの女性服で、化粧ばっちり、マニュキュァまでつけてあらわれ、実はアタイ・・・と話したら、これどないなる?女性トイレ侵入以上のインパクトはあるが、とがめられることはないかもしれん。